ARTCOURT Gallery

Exhibitions

OAP彫刻の小径2019-2021
坪田昌之・竹内紘三 “Axis”

2019.11.1 - 2021.4 at OAP彫刻の小径(大阪市北区天満橋OAP公開緑地内)

大阪市北区の「OAP彫刻の小径」において、2019年11月より、坪田昌之(彫刻)と竹内紘三(陶)による野外彫刻展を開催します。

坪田と竹内には、造形へのアプローチに多くの共通点が見られます。幾何形体が織りなす表層と作品内部の「核」を同時に意識させる造形性は、共に大きな作品の特徴です。本展では、時間と空間、作品と鑑賞者とをつなぐ「軸(=Axis)」をキーワードに、新作各4点を発表します。うち1点ずつは作品の一部を互いが制作するコラボレーションとなります。

坪田昌之は、人間の内にある根源的なものと対話する力、またそれをを呼び起こすことをテーマに、洗練されたモダニズムと手仕事のぬくもりが融合した彫刻作品を数多く制作しています。色彩・形・影の組合せにより「振動」を知覚化させるシリーズや、シャープとソフトを巧みに調和させるテクスチャーを削り出し「風」を表現するシリーズなど、木、石、ガラス等の素材を生かした造形で、空間と響きあい、作品と人が心地良く結ばれる関係性を探求しています。

竹内紘三は、遺跡や歴史的建造物が持つ力に魅了され、視覚のみでは捉えきれない「時間」や「気配」を現す作品を制作しています。立方体を規則的に組み焼成した後、ハンマーを使って大胆に破壊する白磁のシリーズや、釉薬の表面を削り取り、荒い表情によって古い時間を現す陶のシリーズなど、焼きものの特性を研究しながら、多層的・多方向的な時間軸を内包する独自の陶表現を展開しています。

「OAP彫刻の小径」のロケーションから、坪田は「空間軸」をテーマに、空間の揺らぎ、ねじれ、振動を視覚化する彫刻で鑑賞者の身体感覚との交流・交感を試みます。竹内は、都会的な時間の流れと、四季折々の「時間軸」からインスピレーションを得た作品を制作します。また、互いが構想した造形の一部を制作分担するコラボレーションでは、創意が交わることで豊かさを増した作品をお愉しみいただけることでしょう。季節や時間帯によってさまざまな表情を見せる、玄(くろ)と白の8点の作品が新鮮な時間と空間をご提供できれば幸いです。

関連イベント

  • 11.3 [sun] 15:00〜16:00
    アーティスト・トーク(会場:OAP彫刻の小径)
    *要予約
     Email: info@artcourtgallery.com または TEL: 06-6354-5444まで
    *参加費無料
  • 11.3 [sun] 16:00〜17:00
    レセプション(会場:アートコートギャラリー)

出展作家

坪田昌之、竹内紘三