OAP彫刻の小径2011
|human / humor|2011年4月〜2012年春 |
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“人体彫刻”をテーマに、OAP彫刻の小径2011では8つの現代美術を1年間に渡る野外彫刻展としてご紹介します。

◎OAP彫刻の小径2011 「human / humor」(ヒューマン/ユーモア)
会 期 : 2011年4月〜2012年春
(※会期の始まりが3月下旬より変更となりました。)
会 場 : OAP彫刻の小径(大阪市北区天満橋OAP公開緑地内)
出展作家: 伊東敏光、植松琢麿、金理有、木村太陽、
中ハシ克シゲ、袴田京太朗、松岡徹、山村幸則
ゲストキュレーター:藤井匡
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◆作品一覧>>

◎「human/humor」の条件 text: 藤井 匡
《OAP彫刻の小径》は既設の台座を前提に実施される野外彫刻展で、一年に一度の展示替えが行われてきた。当初、この形式での展覧会を開始するにあたって、計画者は彫刻よりも台座を先行して決定しなければならなかった。つまり、現在の台座は、将来どのような彫刻を載せるか分らないままに設計されたものである。そのときに基準とされたのは、天板が75cm角、高さ1mという大きさから想像するに、おそらくは等身大の人体彫刻だろう。彫刻史とは何よりも人間像の歴史であったのだから、等身大の人間を基準とすることは自然な態度と言えるだろう。
だが、その後15年近くを経ても、この台座の上にオーソドックスな(解剖学的な)人体彫刻が展示されたことは皆無に近い。その最大の理由は、日本の野外彫刻では台座を必要とする人体彫刻ではなく、台座を必要としない抽象彫刻が大多数を占めることにある。その上で、台座を前提にするという困難に直面しながら展覧会が開催されてきたのである。私自身、台座だけを見れば、伝統的な人体彫刻が相応しいと分かっていながらも、そうした作品を展示する気になれないでいる。ならば、人体彫刻を展示することが求められる場に、人体彫刻が展示されないことの意味を考えなければならないはずである。
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